執筆エディター

雫エディターのメイン機能である執筆エディターについて説明します。

シーンエディター

シーンごとに本文を執筆するエディターです。ルビや傍点など、小説執筆に必要な機能を備えています。

基本機能

  • テキスト入力と自動保存
  • 文字数のリアルタイムカウント
  • Undo/Redo

表示モード

エディターには2つの表示モードがあります。設定画面から切り替えられます。

  • 記法表示モード: 「|漢字《かんじ》」のように記法がそのまま表示される。投稿サイトへのコピー&ペーストに便利。
  • WYSIWYGモード: ルビや傍点がリッチに表示される(準備中)

縦書き・横書き

設定画面から縦書き/横書きを切り替えられます。

  • Windows: 縦書き・横書きの両方で執筆できます。
  • macOS: 現在は縦書きプレビューのみ対応しています。縦書き編集は今後対応予定です。

集中執筆モード

執筆に集中するための特別なモードを2つ用意しています。

フォーカスモード

執筆中の段落以外を薄く表示し、現在書いている部分に集中できます。

  • 現在のカーソル位置の段落のみがはっきり表示される
  • 他の段落は薄くなり、視覚的なノイズを減らす

タイプライターモード

カーソル位置を常に画面の中央に固定します。

  • 入力位置が常に画面中央にあるため、視線を動かす必要がない
  • メニューバーの「表示」からオン/オフを切り替え

詳細パネル

画面右側の詳細パネルで、選択中のシーンの情報を確認・編集できます。

概要

シーンのあらすじ・概要をテキストエリアで編集できます。入力内容は自動保存されます。

統計情報

  • 文字数(空白除く)
  • 文字数(空白含む)
  • 段落数
  • 読了時間(目安)
  • 更新日時

パネルの操作

  • パネルは折りたたみ可能
  • メインエリア右端のボタンで展開/折りたたみ
  • セクションごとに展開/折りたたみが可能
  • 右クリックメニューから「すべて展開」「すべて折りたたむ」

ルビ

漢字にふりがなを付けることができます。

ルビの付け方

  1. ルビを付けたいテキストを選択
  2. ツールバーのルビボタンをクリック、またはキーボードショートカットを使用
  3. ルビダイアログが表示されるので、読み方を入力
  4. 確定するとルビが付与される

ルビ記法

「|漢字《かんじ》」のように入力すると、自動的にルビに変換されます。投稿サイトで一般的な記法に対応しています。

例: 今日《きょう》は良い天気《てんき》だ

ルビの編集・削除

ルビ付きテキストをクリックするとルビを編集できます。ルビを削除すると元のテキストのみになります。

傍点

文字の上に点を打って強調する表現です。会話文での強調や、重要な単語を目立たせる際に使用します。

傍点の付け方

  1. 傍点を付けたいテキストを選択
  2. ツールバーの傍点ボタンをクリック
  3. 選択したテキストに傍点が付与される

傍点記法

「《《強調》》」のように二重山括弧で囲むと、傍点に自動変換されます。

例: これは《《重要》》なことだ

自動字下げ

段落の先頭に全角スペースを自動挿入する機能です。

  • Enterキーで改行すると、次の行頭に自動で全角スペースが入る
  • 「」で始まる会話文では字下げしない
  • 設定画面で自動字下げをOFFにすることも可能

シーン内検索・置換

現在開いているシーン内のテキストを検索・置換できます。

検索

  • Cmd/Ctrl+Fで検索パネルを開く
  • 検索語を入力すると一致箇所がハイライト表示
  • 現在のマッチ位置と総マッチ数が表示される(例: 3 / 10)
  • 矢印ボタンで前後のマッチへ移動

置換

  • 置換ボタンをクリックして置換フィールドを表示
  • 「置換」で現在のマッチ箇所を置換
  • 「すべて置換」でシーン内の全マッチ箇所を一括置換

使い方

  1. アウトラインで章を選択
  2. 章のコンテキストメニューから「通し編集で開く」を選択
  3. 章内のすべてのシーンが連結表示される

特徴

  • シーン間の境界線で区切りを表示
  • 各シーンを直接編集可能
  • 編集内容は自動保存
  • 章全体の流れを俯瞰しながら執筆できる

箱書き

章内のシーンをカード形式で一覧表示するビューです。シーンの概要を俯瞰しながら構成を検討できます。

使い方

  1. アウトラインで章を選択
  2. メインエリアに箱書きが表示される

特徴

  • シーンがカードとして表示される
  • 各カードにはタイトル、概要、文字数が表示
  • カードをクリックすると概要を直接編集可能
  • カードをドラッグ&ドロップでシーンの順序を変更
  • カードをダブルクリックするとそのシーンのエディターに移動

活用方法

  • 章全体の構成を視覚的に把握
  • シーンごとのあらすじを一覧で確認
  • シーンの並び替えで構成を調整

インスペクタ

画面右側のインスペクタパネルには3つのタブがあります。

詳細タブ

シーンの基本情報を確認・編集できます。

  • 統計: 文字数、空白含む文字数、行数、段落数、読了時間、更新日時
  • 概要: シーンのあらすじを編集
  • コメント: エディター内の注釈一覧。クリックで該当箇所へジャンプ
  • バージョン履歴: スナップショットの保存・復元・差分プレビュー

関連資料タブ

シーンに資料を関連付けることができます。

資料の関連付け

  1. インスペクタの「関連資料」タブを開く
  2. 「追加」ボタンをクリック
  3. 関連付けたい資料を選択

活用方法

  • シーンに登場する登場人物の資料をリンク
  • 舞台となる場所の世界観設定をリンク
  • 執筆中に参照したい情報をすぐに確認できる

参考画像タブ

シーンにイメージ画像を紐付けて、執筆のインスピレーションに活用できます。

画像の追加

  1. インスペクタの「参考画像」タブを開く
  2. 「追加」ボタンをクリック
  3. 画像ファイルを選択

活用方法

  • シーンの雰囲気を表す参考画像を登録
  • 登場人物のイメージ画像を紐付け
  • 風景の参考写真を保存

操作

  • 画像をクリックで拡大表示
  • ドラッグ&ドロップで並び替え
  • 右クリックで削除